創る とは。

最近金属からジュエリーを作ることが増えてきた。溶かして一から作る訳だが、

それはデザイナーからの視点から言うと、造形に限界があり退屈である。

しかし職人からの視点では違う。

最も作りがいがある。

なぜなら金属を鍛錬でき、自由自在に操り、形にできるからだ。

そして腕を見せることができる。出来上がったときの達成感は鋳造とはひと味もふた味も違

う、というのはそれだけ大変だということ。

とはいえ双方に利点があり、その鋳造で作る技術と金属から作る技術の

両方の技術を併せ持つことができると、パターンは無限大に膨らむ。

私ももちろん両方の技術を兼ね備えている。そしてデザイナーでもある。

となるとデザインの段階で作業の工程が見える。

ただデザインの段階では技術的な問題も考えるが、そこを考えてしまうと

デザインに面白みがなくなるのでまずはデザイン優先で。

そこからどうやって作るのかを考えていく。

そして日々精進していくのだと思う。発想も、技術も。

いま私はジュエリーデザイン、彫金、写真、絵、様々なことを日々挑戦している。

もちろん色々勉強もしている。習っている芸術もある。

なぜなら 「創る」ことをしたいから。「作る」「造る」私は「作る」人。

「製作」「制作」私は「制作」する人。

これからも精進していきます。

春の新作楽しみにしていてください。

ではまた。

keigo






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